(台北 27日 中央社)情報機関、国家安全局の職員が蔡英文総統の外遊に乗じ免税たばこを大量に密輸しようとした問題で、蔡総統は27日、談話を発表した。事件について徹底的に調査する方針を示した上で、国家を率いる者として謝罪しなければならないと述べた。 

職員は蔡総統のカリブ海歴訪を利用し、チャーター機を運航するチャイナエアライン(中華航空)から免税たばこを大量に購入。たばこは空港内の倉庫で保管され、22日、たばこを載せた車両が帰国した蔡総統の車列に続き、税関検査が免除される国賓用ゲートから出ようとしたところ、税関などに摘発された。 

同様の不正は蔡総統就任以前から行われていたとの見方が強まっている。今回の事件関係者が調査を受けているほか、交通部(交通省)が中華航空に過去の内部資料の提出を要求。総統府や同部は厳正に対処するとの姿勢を示している。 

(温貴香/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/201907270005.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/07/27 18:25

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蔡英文総統

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