自民党の二階俊博幹事長は5日、北朝鮮が飛翔(ひしょう)体の発射を続けていることを受けて開いた党対策本部で政府に苦言を呈した。「国家安全保障会議(NSC)が開催されず、差し迫る危機を傍観しているとさえ見えるという声がある。十分な対応と言えないのではないかという疑問に対する政府の考え方を聴取したい」と述べた。

出席者によると政府側は「ただちに日本の安全保障に重大な影響を及ぼす事態にはなっていないと判断した」と答えた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48215460V00C19A8PP8000/
日本経済新聞 2019/8/5 16:30