(写真=ウィキペディアより)
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靖国神社に爆発物を設置して捕まり、懲役を受けて過ごしているチョン・チャンアンさん(32歳)が、獄中で様々な不条理に遭っていると暴露した。

8日、京郷新聞はチョンさんが日本のフチュ矯導所(府中刑務所)から送った書信(手紙)の全文を公開した。

チョンさんは2015年11月23日、トキョド・チヨダグ(東京都 千代田)にあるの靖国神社のトイレで爆発物を爆発させて、天井などを壊して懲役4年の刑を受けた。爆発物は火薬を詰めて使用する時限式発火装置だった。

当時、人命被害は発生しなかったが、爆発物処理班が出動するなどの騒動が起きた。チョンさんは意図的に通行人が少ない時間帯と場所を選んだという。

(写真=朝日新聞より)
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死傷者を出すおそれのある危険な犯罪だったが、チョンさんは堂々としていた。靖国神社は太平洋戦争で死亡したA級戦犯14人を含む、146万6000人の英霊を称える場所だからである。

彼は裁判で、「依然として反省せず、戦犯を称える日本に血が煮えたぎる」と声を高めたりした。結局、重刑を宣告されて、日本で最も悪名が高い府中刑務所に収監された。

しかし問題はまさに、刑務所に収監されてから発生した。同じ服役者だけでなく、刑務官にまで暴力や暴言などの深刻な人権侵害に遭っているのである。

チョンさんが送った書信によれば、最近ある矯導官(刑務官)は長さが20cmもあるムカデを独房に投げ込んだりした。チョンさんがムカデに噛まれたと治療を要求すると、すぐにカル(刀?)のように断ったという。

さらにチョンさんは書信を通じて、収監されている独房に毒ガスが散布されているという疑惑を提起した。

(写真=朝日新聞より)
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チョンさんの家族は2017年4月、人権などの問題を取り上げてチョンさんの国内移送を要請した。しかし日本政府はまともな議論もせず、チョンさんの家族の要請を無視した。

問題は、我が政府もチョンさんに無関心という事である。政府は2年4か月間、チョンさん家族の連絡を一方的に回避していたが、最近になって日本が拒絶の意思を表明してきたと伝えた。

日本に抗議する方針もない事が分かった。自国民を保護するための最小限の措置も取らない。

法務部の関係者はメディアの取材要請に対し、「受刑者移送審査に関する具体的内容は、個人のプライバシー保護および大韓民国と日本間の移送に関する協約と外交関係などを考慮して回答し難い」と説明した。

ソース:インサイト(韓国語)
https://www.insight.co.kr/news/240573