韓国で30日から始まる野球のU18ワールドカップ(W杯)に臨む高校日本代表が、
日韓関係の悪化を受けて現地入りの際に日の丸などが入っていないシャツを着ていたことについて、

自民党の武田良太元防衛副大臣は28日、「韓国が強要したのなら極めて非常識で失礼だが、
強要されていないのに自ら日の丸を外すのはもっと問題だ」と日本高等学校野球連盟(日本高野連)の対応を批判した。

党本部で開かれた外交部会などの合同会議で語った。

武田氏は、昨年10月に韓国で行われた国際観艦式で、韓国が自衛艦旗「旭日旗」の掲揚自粛を求めてきたために
防衛省が海上自衛隊派遣を見送ったことを挙げ、「やっていいことと悪いことがある。
自ら日の丸を外すのなら、試合に参加しなくてよい。そんな気概では勝てない」と述べた。

外務省は「事実関係を確認する」と答えた。

菅義偉(すが・よしひで)官房長官は28日の記者会見で「高野連の方針や個別の対応について政府としてコメントは控えたい」と述べた。
https://www.sankei.com/politics/news/190828/plt1908280021-n1.html