(疑惑の・・・)曹国(チョ・グク)法務部長官候補が、「吐き気がする本」と批判して話題になった『反日種族主義』が、3週連続でベストセラー1位になった。

(写真)
http://image.chosun.com/sitedata/image/201908/30/2019083001231_0.jpg

教保(キョボ)文庫が30日に発表した8月第4週のオン?オフライン総合ベストセラー順位によれば、『反日種族主義』が3週連続で1位の座を守った。この本はアラジンやバンディエンルニスなど、他の書店でも3週連続で歴史書部門1位を記録している。

『反日種族主義』は李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大学校経済学科教授や金洛年(キム・ナクニョン)東国大学校経済学科教授、李宇衍(イ・ウヨン)ナクソンデ経済研究所研究委員などが共著した本である。本の紹介には、『何の事実的根拠もなく、嘘で築いたシーャマニズム的世界観の親日は悪、反日は善によって、隣国で日本だけを悪の種族とする種族主義。この反日種族主義の起源、形成、拡散、猛威の全過程を国民に告発して、その危険性を警戒するための正しい歴史書』と書いている。しかし、日帝強占期の強制動員と食糧収奪、日本軍『慰安婦』被害を否定して、独島を韓国領土と見るには根拠が不十分という主張を盛り込んで物議を醸した。

去るの5日、(疑惑の・・・)曹候補者は自身のSNSに、「この者たちがこのような吐き気がする内容の本を出す自由があるなら、市民はこの者たちを “親日派” と呼ぶ自由がある」というコメントを投稿した。李栄薫元ソウル大教授ら共同著者6人は20日、(疑惑の・・・)曹候補者を侮辱容疑で告訴した。

去る28日、『反日種族主義』の共同著者が所属するナクソンデ経済研究所は、『汚物テロ』に遭った。 汚物を投擲した40代の男は警察の調べに対し、「 “反日種族主義” で主張する内容に火が起きて(腹が立って)犯行を起こした」と供述した。

ソース:朝鮮日報(韓国語)
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/08/30/2019083001241.html