韓国政府が、8月にチリで行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連会合で、対韓輸出管理の厳格化を巡って日本政府を批判する発言を行い、議長から注意を受けていたことがわかった。世耕経済産業相が3日の閣議後記者会見で明らかにした。

 発言があったのは、8月30日のAPEC高級実務者会合。韓国の担当者は、日本が輸出手続き簡略化の優遇措置を受けられる対象国「グループA(ホワイト国)」から韓国を除外する政令を施行したことに「深い遺憾」を表明し、「グローバルなサプライチェーン(供給網)を 毀損 きそんする」と批判した。

 議長を務めたチリ外務省高官は「韓国の発言は残念」「2国間の問題を(多国間の経済問題を扱う)APECの場に持ち込むべきではない」と韓国側をたしなめたという。

 世耕氏は会見で「韓国は2国間の問題を多国間の場で発言することがないように希望したい」と述べた。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20190903-567-OYT1T50240.html

【議長国チリ】韓国の日本批判を注意 「韓国の発言は残念だ」「APECの場に2国間の問題を持ち込むべきでない」[9/3] ★2
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