『韓国人という病理』週刊ポストにゴゴスマも… “嫌韓報道”あふれる異常事態に「メディアこそ減韓を」


あふれる“嫌韓報道”について、BuzzFeed Japan記者の神庭亮介氏は「週刊ポストとゴゴスマの件は一線を超えてしまった感がある。
出版社の人と話をした時に、『嫌韓モノをやると売れるし、ネットに出せばアクセスが稼げる』と。すごくお手軽に数字を稼ぐ手段になっている。

嫌韓に限らず、憎悪や怒りというのは(記事の)クリックや視聴率といった数字を取る手段になってしまっていて、
メディアが安易に扱いすぎるのは非常に危ないことだと思う」と警鐘を鳴らす。

「国同士の取り決めである日韓請求権協定を反故にするかのような主張や、GSOMIA破棄など、
昨今の韓国の外交姿勢には違和感を抱く部分も多々ある」としつつ、国や政府への批判が韓国人への差別につながってはいけないと指摘した。

また、「週刊ポストの記事で唯一共感できると思ったのは、『嫌韓』するよりも『減韓』しようという部分。

いまテレビをつけても雑誌を見ても韓国報道がものすごく多い。
家に例えたら、家族会議で自分の家ではなく隣の家の話を延々しているようなもので、ちょっとした異常事態だ。
あまりにも過剰に報道しているので、メディアこそ減韓して、今回の件も含めて冷静に考え直す契機にするべきだと思う」と述べた。

さらに、ルワンダ虐殺時にラジオが民族対立を煽動した例をあげ、「メディアが憎悪や怒りを煽った先に何が起きるかは、歴史が教えている。
メディアの本来の役割は、まずは落ち着こうとクールダウンを促すこと。数字が取れている、民意の後押しがあるんだと傾斜し煽っていくうちに、
メディア自身が憎悪に飲まれることがないよう、矜持を持って報じてほしい」と訴えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00010000-abema-kr

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