[アンカー]東京オリンピックで旭日旗があちこちで翻るかもしれないという憂慮、全世界もこの論議に集中し始めました。中国では旭日旗を防ぐために後援企業が立ち上がって国際オリンピック委員会、IOCを圧迫しなければならないという声も出てきました。ペク・スジン記者です。

[記者]日本が戦犯旗を呼ばれる旭日旗を東京オリンピックで活用しようとするとすぐに怒った中国の人々。今や旭日旗を防ぐ対策まで出し始めました。中国のスポーツ専門家は旭日旗を日本軍国主義の象徴と受け入れない国際オリンピック委員会、IOCを批判しました。

「IOCに8億ドル、私たちのお金で9千500億ウォンを後援している電子商取引企業アリババが圧力を加えなければならない」と主張しました。

中国オリンピック委員会が出て日本の誤りを正し、進んでIOCを経済的に支援している企業まで出なければならないということです。

他の国でも旭日旗が及ぼす波紋を深刻に受けとりました。米国CNNは「旭日旗はナチの象徴ハーケンクロイツと同じだ」という我が国の歴史的認識を紹介しました。日本の知識人らも「旭日旗が日本で広く使われているにしても国際的には日本の膨張主義を象徴し、オリンピックという平和の祭りにふさわしくない」と批判しました。

韓国の体育界はオリンピックとパラリンピックの期間中、旭日旗応援を防ぐために総力戦を広げる計画です。ひとまず文体部(文化体育観光部)はIOCに、私たちの体育会と障害者体育会の東京組織委側に旭日旗使用自制を要求する抗議書信をまとめて発送する計画です。

また、障害者体育会は現在進行中の東京パラリンピック選手団長会議でパラリンピック メダルに入った旭日旗模様を正式に問題提起しました。東京組織委は「旭日旗メダル デザインを変えるつもりはない」とし、旭日旗応援についても「禁止品目に指定するつもりはない」と既存の立場を繰り返しました。

ソース:JTBC(韓国語)"後援企業、IOC圧迫しなければ"…'旭日旗許容'世界的批判
http://news.jtbc.joins.com/html/103/NB11878103.html