(ベルリン 17日 中央社)中華民国(台湾)と国交を樹立するようドイツ政府に求める請願書が一般市民により提出され、17日午後1時(台湾時間同午後7時)現在、1万3000件超の署名を集めている。来月9日までに署名数が5万件に達すれば、ドイツ議会で議論される。

請願書では、天安門事件から30周年を迎えることに触れ、この虐殺の責任を取るべき中華人民共和国政府が国連に加盟しており、各国の承認を得ていると言及。ドイツは中国を国として認めている一方、民主主義国家である中華民国を承認していないことは、非常に理解し難いと訴えている。

請願書は5月末に提出され、今月11日から署名が可能になった。ドイツ人でなくても、サイトに氏名やメールアドレスなどを記入して署名することができる。署名が規定数を満たし立案されれば、台湾の地位をめぐる問題がドイツでより注目されることになる。

(林育立/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/201909170008.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/09/17 19:19

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ドイツ議会=Deutscher Bundestag/Axel Hartmann提供