ついに韓国が本性を現した。

(略
 核武装論を隠すことすらしなくなった韓国は、軍事力も増強し始めている。
「韓国の国防予算は、すでに世界最大級です。韓国国防省によると、昨年の軍事支出は前年比7%増の431億ドルで、8.7%増だった2009年以来、最大の伸び率となっています。さらに2020年から2024年にかけて、総額2390億ドル余りを投入する計画も公表されています。こうした莫大な国防予算の使い道は、国防省が今年7月に発表した韓国初の軽空母、最終目標は原子力潜水艦の建造です」(軍事アナリスト)

 韓国は2003年にも原子力潜水艦を独自建造する「362事業」を極秘で始動させていたが、情報が漏れ、国際原子力機関の圧力によって計画を放棄している。
「2015年の改定米韓原子力協定で、米国が韓国による核の軍事利用に縛りをかけ、ウラン濃縮も濃度20%未満に制限したため、原潜保有の道はいったん断たれた。しかし、動力をディーゼル・エレクトリック型にした第2世代艦を建造後、『第3世代艦の動力は原子力にする』と宣言し、建造を進めているのです」(同)

 韓国海軍が建造を進める原子力潜水艦には、すでに運用中の対地攻撃用長距離巡航ミサイル「玄武―3C」を艦艇発射型に改造したものが搭載される可能性が高いという。

 事実上の核保有宣言に加え、原子力潜水艦の開発まで踏み込む文大統領の狙いは、核武装した北朝鮮との統一国家「ワン・コリア」を実現させることだ。

実は現在の異常な日韓関係の悪化も、この統一国家実現に向けての布石だという。
「青瓦台(大統領府)には、北朝鮮の政治思想であるチュチェ(主体)思想派が8割以上います。彼らは、徴用工や慰安婦の問題を蒸し返し、徹底した日本叩きを主導することで、北朝鮮シンパによる“無血革命”から、国内外の目をそらそうとしているのです」(韓国ウオッチャー)

 娘の不正入学問題や巨額の財産隠しなど、次から次へと疑惑が出てくる“タマネギ男”゙国氏を、世論の強い反対を押し切って法務部長官(日本の法相に相当)に任命したことも同義だ。
「世論の動向にあれほど気を使う文大統領が、゙氏をどうしても長官にしたかった理由は、検察の動きを封じ込めて自身の安全を確保した上で、保守派を壊滅に追い込み、任期後に院政を敷くためです。これが実現すれば、少なくとも今後20年は北朝鮮シンパ政権を維持できますから」(同)

 しかし、゙氏の強行指名は裏目に出たようだ。韓国の世論調査機関が9月20日に発表した結果によると、現在の文大統領の支持率は40%。2017年5月の就任以来最低となり、逆に不支持率は53%と過去最高となったのである。

 この勢いで、韓国軍によるクーデターや、朴槿恵前大統領のように文大統領が「弾劾」されることを期待する声も高まりそうだが、前出の軍事アナリストは「そこまではいかない」と断言する。
「韓国メディアの論調は、文政権の主張を“コピペ”し、国民感情を反日に煽るだけの『増幅装置』と化しています。そのため、韓国内の“反文勢力”は“親日分子”のレッテルを貼られて追い詰められ、発言力が小さくなっています。軍人もサラリーマン化しており、クーデターを企てる気力もありません。仮に゙氏が逮捕されたとしても、文政権は揺るぎませんよ」

 となると、核武装した「ワン・コリア」の誕生は時間の問題に思えてくる。
「恐ろしいのは、北朝鮮主導による併合になるかもしれないということです。保守と左派で分裂している韓国より、独裁体制が確立している金正恩政権のほうが交渉を有利に進めるでしょう。国際社会の手前、表向きは韓国が主導権を握ろうとするはずですが、チュチェ思想に染まった文大統領一派は、北朝鮮主導による併合を望んでいるはずです」(安全保障アナリスト)

 現状の韓国は、南北ベトナム時代に、米軍や南ベトナム政府軍と戦ったベトコン(南ベトナム解放民族戦線)化していると言っても過言ではないという。
「そのベトコンは、米軍が完全撤退し、南北統一を果たした後は、身分は最下層に置かれています。同様に、北朝鮮主導のワン・コリア実現後、正恩氏は邪魔になった文大統領一派を徹底して排除するでしょう」(同)

 青瓦台の住人は、ベトナムの歴史を学び直したほうがよさそうだ。

https://wjn.jp/sp/article/detail/2722986/
週刊実話 2019年10月04日 12時00分