【ソウル聯合ニュース】韓国政府は米ニューヨークの国連本部で開かれている国連総会第1委員会(軍縮・国際安全保障問題)を機に韓国の安全保障上の輸出管理制度がしっかり機能していることをアピールし、主要出席国との個別の会合では日本の対韓輸出規制の不当性を訴えた。

韓国産業通商資源部と外交部は9日、国連総会第1委員会の関連行事として8日(米東部時間)に輸出管理の履行をテーマにしたセミナーを開催したと明らかにした。セミナーは輸出管理分野の国際団体との共催で、韓国と各国の専門家がパネリストとして出席して不拡散と輸出管理、輸出管理の履行と課題、輸出管理を巡る国際協力の強化などについて発表、討議した。

 このセミナーは韓国の輸出管理での取り組みと成果を国際社会に積極的にアピールし、韓国の制度に対する信頼性を高めることが狙い。先に日本は韓国に対する輸出規制の強化措置を取った際、韓国の輸出管理制度を問題視している。

 第1委員会に出席している韓国代表団はまた、輸出管理関連の国際議論を主導する国の代表団と2国間で会い、韓国が国際輸出管理の枠組みに基づき徹底した管理制度を運営していると説明。日本の不当な輸出規制が企業の部品調達に支障をきたし、グローバルサプライチェーンを乱すなどの問題を引き起こしていると指摘した。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20191009000800882?section=politics/index
聯合ニュース 2019.10.09 11:33

https://i.imgur.com/4aOHKS3.jpg
韓国が開いたセミナーの様子(産業通商資源部提供)=(聯合ニュース)