【ソウル聯合ニュース】韓国で17日に予定されていた2022年サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選H組の韓国―北朝鮮戦(15日、平壌)のテレビ放送が見送られることになった。北朝鮮から提供された映像の画質が悪く、放送には適していないと判断された。放送権の問題もあるとみられる。

北朝鮮は韓国の放送局にこの試合の生中継を認めなかった。地上波局側は17日未明に帰国した選手団からDVDに収めた試合の映像を受け取り、内容を確認した上で放送する予定だった。だが、地上波局のKBSは同日、「午後5時から予定していた放送を取りやめる」と明らかにした。理由は説明していない。

 大韓サッカー協会の関係者によると、北朝鮮から提供された映像を確認したところ、画質が悪く、放送用には適していないと判断してメディアに映像を渡さないことにした。DVDの使用権などもはっきりさせる必要があるという。同関係者は「アジアサッカー連盟(AFC)などを通じてあらためて映像を要請する計画だ」と説明した。

 15日の試合は異例の無観客で実施され、0―0の引き分けに終わった。

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聯合ニュース 2019.10.17 13:57

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韓国と北朝鮮の試合は平壌で行われ、0―0で引き分けた(資料写真)=(聯合ニュース)