駐韓米国大使公邸に集団で乱入し、占拠・立てこもりを繰り広げた親北朝鮮団体のメンバー19人のうち、4人の身柄が拘束された。

 ソウル中央地裁は21日、「集会および示威に関する法律」違反の容疑などで拘束令状が請求された韓国大学生進歩連合(大進連)メンバー7人の令状実質審査を行い、キム某容疑者など4人について拘束令状を発布した。拘束事由は「犯罪の容疑が疎明され、証拠隠滅および逃走の恐れがある」というものだった。残る3人に対する拘束令状は、犯行を大筋で認め、証拠が収集されているという点などを理由に棄却した。容疑者らは米大使公邸に集団乱入して占拠・立てこもりを繰り広げたり、これを阻止する警察の公務を腕力で妨害したりした疑いが持たれている。

 21日の令状審査は2人の判事が分担して進めた。チョ・グク前法相の弟に対する令状棄却で論争になっていた明在権(ミョン・ジェグォン)令状専担部長判事が6人を審査し、4人を拘束した。残る1人は宋景鎬(ソン・ギョンホ)部長判事が担当し、令状を棄却した。

イ・ドンフィ記者

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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/10/22 10:01