2019年10月30日、中国網によると、公演のために訪中予定だった米ニューヨーク管弦楽団の韓国人音楽家3人が中国当局からビザ発給を拒否されたため、楽団の公演がキャンセルになった。中国外交部は同日、この件についてコメントした。

記事によると、3人がビザ発給を拒否された理由について、同楽団は「THAAD(高高度防衛ミサイル)問題によるもの」との見方を示している。

一方で、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は、「その件については把握していないが、個別のビザ案件にすぎないと思う。2018年に中韓両国間を延べ950万人が往来し、そのうち韓国人の訪中は延べ419万3000人だったというデータがある。もし、われわれがTHAAD問題で韓国人のビザ発給を拒否しているならば、この数百万人はどうやって中国に来たのか」と語った。

Record china
2019年10月31日(木) 16時0分
https://www.recordchina.co.jp/b756193-s0-c10-d0135.html