探査機はやぶさ2が着陸、調査した小惑星りゅうぐうについて、日韓合同チームが地上からの観測を来年秋にも新たに始めることが18日、分かった。北海道大付属天文台(北海道名寄市)が持つ特殊な望遠鏡で、はやぶさ2のカメラでは見えないほど微細な砂粒の有無を調べる。観測データの解析に韓国側が加わる予定で、小惑星の形成過程を知る手掛かりが得られると期待される。

 チームの取りまとめ役でもあり、韓国の学生と共にデータ解析に当たる石黒正晃ソウル大教授(太陽系天文学)は「はやぶさ2が調べきれなかった謎を解明したい」と意気込んでいる。(ソウル共同)


11/18(月) 10:00配信共同通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000029-kyodonews-soci
画像 北海道大付属天文台のピリカ望遠鏡=北海道名寄市(魚眼レンズ使用)
https://amd.c.yimg.jp/im_sigg0jM67XR3oXZsSn8YUq.tqg---x900-y615-q90-exp3h-pril/amd/20191118-00000029-kyodonews-000-12-view.jpg