【ソウル聯合ニュース】韓国の次期首相に指名された与党「共に民主党」国会議員の丁世均(チョン・セギュン)氏(前国会議長)に対する人事聴聞会が7日、国会で開かれた。丁氏は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に誤った政策路線について直言する用意があるかどうかを保守系最大野党「自由韓国党」の議員に問われると、「首相に就任すれば加減なく、事実の通りに大統領に直言することをためらわないと約束する」と答弁した。

また、天下り人事が深刻だという同議員の主張には「いわゆる天下り人事が全くないということはないだろう。できる限り、天下りを過去の政権よりも減らそうと努めていると承知している」と応じた上で、「確認してみるが、深刻な状況なら改善のため積極的に努力する」と述べた。

 国会は7、8両日に丁氏に対する人事聴聞会を行う。首相就任に向けては、聴聞会後に国会の任命同意を得る必要がある。

 共に民主党は丁氏に対する任命同意手続きを15日までに完了したい考えだが、自由韓国党は立法府の長を経験した丁氏が行政府のナンバー2に就任するのは三権分立を損なうとして、任命に否定的な立場だ。

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聯合ニュース 2020.01.07 17:00

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答弁する丁世均氏=7日、ソウル