韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相は、アメリカのポンペイオ国務長官と会談し、緊張が続く中東地域でアメリカが主導して活動する有志連合について意見を交わしましたが、韓国の部隊を派遣するかどうかについては慎重な姿勢を示しました。

韓国のカン・ギョンファ外相は14日、アメリカのサンフランシスコ近郊で開かれた日米韓3か国の外相会合に合わせ、ポンペイオ国務長官と個別に会談しました。

会談後、カン外相は記者団に対し、中東のホルムズ海峡などの安全を確保するためとしてアメリカが主導して活動している有志連合をめぐり、「アメリカの構想と参加国について詳しく聞いた」と述べ、ポンペイオ長官から詳しい説明を受けたことを明らかにしました。

そのうえでカン外相は「韓国は原油の70%を中東地域に依存しており、大きな関心を持って寄与していくという立場を伝えた」とする一方、「部隊の派遣は、政府レベルの議論が続くだろう」として、韓国の部隊を派遣するかどうかについては慎重な姿勢を示しました。

韓国では、アメリカとの同盟関係を考慮し、部隊を中東地域に派遣すべきだという意見がある一方で、イランとの関係に配慮し、派遣に反対する声もあがっていて、部隊派遣の是非は、政治的な争点となっています。

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NHKニュース 2020年1月15日 13時39分

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