昨年9月時点で韓国人客が激減した大分県別府市の「かまど地獄」も回復の兆しだという(共同)
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日本製品の不買運動や東京五輪への旭日旗持ち込み禁止要求など、相も変わらず「反日」に必死の韓国。しかし、旅行予約サイトのデータでは、韓国人旅行客の間で1番人気の国が日本だというのだ。ダブルスタンダード(二重基準)の心理はどんなものなのか。

 日本の人気ぶりを伝えたのは、オンライン旅行予約プラットフォームの「Agoda(アゴダ)」。同社の予約データを分析したところ、韓国の旧正月にあたる「ソルラル」で韓国人旅行客に最も人気の旅行先は日本で、2位がベトナム、3位がタイだった。都市別でも2位に福岡、7位に東京、9位に大阪がランクインしており、人気が根強いようだ。

 日本政府観光局によると、昨年12月の訪日韓国人は24万8000人(前年比63・6%減)だったものの、昨年最も少なかった10月に比べると約5万人増加している。

 閑古鳥が鳴いていた長崎県の対馬では、「南部ではまだ韓国人観光客を見かけないものの、北部では1日の船の運航数が1便から3便に増えたため、少しずつ観光客は増えつつある」(対馬観光物産協会)という。

 一時は訪問客の7割が韓国人観光客だったという大分県別府市の観光施設「かまど地獄」は、「1日数十人という日もあり苦戦したが、バスツアーの本数も増え、何百人もの韓国人観光客にお越しいただいている。日本人観光客も多く、今はだいぶ回復の兆しがある」と話す。

 その一方で、韓国人の大学教授が東京五輪での旭日旗を使った応援を阻止すべく、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長に手紙を送ったという。署名サイトでの反対署名が4カ月で5万人を超えたという。

 韓国事情に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「『これはこれ、それはそれ』という身勝手な理論が彼らには存在する」とした上で、「そもそも韓国には旅行先が少なく、価格も高いため、どうせならアクセスもサービスもいい日本に行きたいという精神が根底にある。今後も徐々に不買運動が解除されていくのだろう」と予測している。

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200129/for2001290005-n1.html