【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が7日午前、青瓦台(大統領府)で新任の駐韓外国大使が本国から持参した信任状を受け取る。ここにはケイ海明・中国大使も含まれている。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、中国・湖北省に滞在歴のある外国人に実施している入国禁止の対象地域を中国全土に拡大するよう求める声が高まる中、文大統領がケイ氏に対し、どのような発言をするかに注目が集まる。

 ケイ氏は新型コロナウイルスと関連して4日に行った会見で、韓国政府の措置について「たくさん評価しない」と述べるとともに、世界保健機関(WHO)に従うべきだと指摘し物議を醸した。

 自身の発言について、ケイ氏は6日、「私が駐在国の措置を公に評価する位置にいないという意味だった」と釈明した。

 文大統領はこの日、冨田浩司・日本大使氏からも信任状を受け取る。両国を巡る懸案について言及するか注目される。

聯合ニュース
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2020/02/07 08:37