福島医大感染制御学の金光敬二教授は6日、福島民友新聞社などの取材に応じ、新型コロナウイルスの感染予防策として
マスク着用や手洗いを挙げ「マスクがなければハンカチやティッシュで代用できる。せきが出る場合は袖で口を抑えることも大事」と呼び掛ける。

金光氏は新型コロナの致死率が全体で2%とした上で、中国湖北省だと3.5%、武漢だと5%に上がると説明。
湖北省以外だと0.13%となり「インフルエンザとあまり変わらず、数字に惑わされてはいけない。
ただ0.13%だから怖くないというわけではない。必要以上に恐れてはいけないということ」と述べた。

具体的な症状として熱やせきを挙げ「風邪などと変わらず、症状だけで新型を積極的に見分けるのは不可能で、武漢への旅行歴などを見る必要がある。
具合が悪かったら医療機関を受診すること」と指摘。さらに「潜伏期は平均5日で発症前から人にうつす能力があり、厄介。インフルエンザと似ている」と述べた。
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