|東北亞(北東アジア)歴史財団のチョ・ユンス研究員が教養書を出版

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▲ 1月29日に行われた定期水曜集会
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日本軍慰安婦問題は日帝強占期の強制動員とともに、韓国と日本の認識の違いが大きな歴史争点として数えられる。

韓国は日本軍慰安婦が日本軍と日帝によって恣行された違法で暴力的な行為であり、被害者に対する補償が十分に行われていないと見ている。

ところが、このような見解を論理的に整理して語るのは容易なことではない。東北亞(北東アジア)歴史財団が最近発行した『日本軍慰安婦』は、慰安婦に関する歴史的事実と、両国がどのように外交的に解決しようとしたのかを記述した本である。

著者である東北亞歴史財団のチョ・ユンス研究委員は、『慰安婦問題はヒューマニズム』とし、『帝国主義の軍隊に踏みにじられた慰安婦問題は、ヒューマニズムに立脚した普遍性を持つ』と語る。

本では、日本軍慰安婦問題が被害者の証言を通じて水面上に浮かび上がった過程、日本の侵略戦争と慰安婦制度、韓国と日本政府の対応、国際社会の動きなど、4つの小テーマに分けられる。

1938年に作成された『支那渡航婦女に関する要請』を始めとし、様々な慰安婦の文書と現代に議論を経て作られた慰安婦関連条項・判決を集めて提示して、最後に年表を掲載した。

同時に韓国内の日本軍慰安婦被害者の申告の現況、慰安婦を公娼制として見る視覚に対する反論、正確に知っておくべき日本軍慰安婦被害者関連の用語説明も盛り込んでいる。

著者は、「被害者は特別な要求をしてはいない。歴史的事実の認定と謝罪、その証拠として賠償を求めている」とし、「歴史的事実を知ることは、被害者の名誉を回復させる第一歩」と強調した。

284ページ。1万ウォン。

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ソース:ソウル=聯合ニュース(韓国語)
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