(台北中央社)蔡英文総統は22日、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した台湾人がチャーター機で帰国したことをSNS(交流サイト)に投稿し、日本政府の協力に感謝を示した。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の泉裕泰台北事務所代表(大使に相当)は、同協会のフェイスブックで蔡総統の投稿を引用した上で「感染症との闘いにおける台湾の取り組みに敬意」を表すると言及。台湾との連携のため、努力を続けていく姿勢を示した。

蔡英文総統はツイッターを日本語で更新。「日本側の協力に感謝すると同時に、日本にとどまっている台湾人乗客を引き続きお願いします」とつづった。フェイスブックへは、中国語繁体字で日本政府の協力に改めて感謝した上で、防疫や医療面で今後も日本との連携を願う考えを示した。

泉代表はフェイスブックで、蔡総統のメッセージに対する謝意を表明。感染症に国境はないと言及し、「日本と台湾が共に手を携えてこの苦境を乗り越えていけるよう、引き続き努力してまいります」とした。

(陳韻聿/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/202002230001.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/02/23 12:57

https://i.imgur.com/MqvsMR3.jpg
日本台湾交流協会のフェイスブックより

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