韓国の文在寅大統領は1日、日本の植民地支配に抵抗した1919年の「3・1独立運動」の記念式典で演説した。
「過去を直視」するよう日本に求める一方、「我々は過去にとどまることはない」とも述べ、未来志向の日韓関係を目指す考えを強調した。

「元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)問題」など具体的な懸案には言及せず、日本政府への直接の批判もなかった。
昨年12月の日韓首脳会談で関係改善の必要性を確認したことを踏まえ、演説のトーンを抑制したものとみられる。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200301-OYT1T50109/