【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日、アラブ首長国連邦アブダビ首長国のハンマド・ビン・ザイド皇太子、エジプトのシシ大統領とそれぞれ電話会談し、新型コロナウイルスへの対応に関連した国際協力について意見交換した。青瓦台(大統領府)の姜a碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。

 文大統領は両首脳に対し、新型コロナウイルスへの対応のため、3月中旬に予定されていたUAEとエジプトへの訪問が実現しなかったことに理解を求めた。

 また文大統領は「韓国は状況を十分に予測して統制している」とし、「どの国よりも多くの人を対象に最も速かにウイルス検査を進めており、正確な統計と現況を毎日明確に公開することにより、国民が一つになって今回の事態を克服しようとしている」と強調した。 

 ムハンマド氏は「新型コロナウイルスに対応する韓国の高レベルで積極的な防疫措置と優れた能力を深く信頼する」とし、「克服の過程で必要なすべての協力を韓国と積極的にしていく」と話した。 

 また韓国が海外に輸出した初の原子力発電所であるUAEのバラカ原発1号機の燃料装填(そうてん)を記念して行う行事を延期したと説明した。

 一方、シシ大統領は「韓国は世界的に地位が高い国だが、新型コロナウイルスへの対応の過程でそれがよく示された」と、韓国の対応を高く評価した。

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3/5(木) 22:54配信