新型コロナウイルスの感染者が急増している米ニューヨーク市内で、アジア人への差別的な言動や犯罪が相次いでいる。
マスクを着けていないことに言いがかりをつけられ、暴行を受ける事件も報告されている。

ニューヨーク市警は、人種偏見を動機とするヘイトクライム(憎悪犯罪)に当たる可能性もあるとみて捜査を始めている。

米CBSテレビによると、マンハッタンの五番街で10日朝、語学学校に通う韓国人女性(23)が20歳代の女に顔を殴られた。

女は「マスクはどこ? このコロナウイルス」と罵声を浴びせたという。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200319-OYT1T50262/