トランプ米国大統領は、新型コロナウイルス感染症の問題として連日、中国に攻撃的な発言を続けている(提供:news1)
ドナルド・トランプ米国大統領は、新型コロナウイルス感染症の問題として連日、中国に攻撃的な発言を続けている。米国内の新型コロナによる感染者と死者数が急増している中、再選を目指しているトランプ大統領はウイルス拡散の責任を中国に負わせる意図があるとみられている。

20日(現地時間)メディアによると、トランプ大統領は中国外務省が「米軍が武漢に新型コロナを感染させたかもしれない」と主張したことに対し“中国ウイルス”という言葉を使ってウイルスが中国から発生したことを強調していた。

ワシントンの新聞メディアはこの日、トランプ大統領がホワイトハウスで開かれた新型コロナタスクフォースの記者会見の演説文に、“コロナ”と書かれた部分を黒色のペンで消し、その上に“中国”と書いた写真を公開した。

トランプ大統領はこの日の記者会見で「世界は彼ら(中国)が仕出かしたことで大きな代価を支払っている」と中国責任論を再びとりあげた。

トランプ大統領は前日にも“中国ウイルス”という表現について「中国から来たという意味で、人種差別ではない」と反論し、この言葉をこれからも使い続けると語った。

つづけて「私はすべての国民を愛する」とし「しかし中国は(ウイルスが)米軍によるものだと主張している。そんなことは起こりえない。私が大統領である限り、そのようなことは通らない。これは中国から来たものである」と繰り返し強調した。

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3/21(土) 12:59配信