|京都大学・山中教授が「コロナ19対応の伝道師」に変身・・・話題に

(YouTubeキャプチャー)
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▲ 日本のロックバンド『X JAPAN(Xチェペン)』リーダー=ヨシキ(左側)と、2012年のノーベル生理学賞受賞者である京都大学の山中伸弥教授が去る10日、コロナ19をテーマにインターネット対談を行った。
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日本のノーベル賞受賞者が、『新型コロナウイルス感染症(コロナ19)対応の伝道師』に変身して、関心を集めている。彼は特に、「韓国に頭を下げても情報を得よう」と発言し、話題になっている。

読売新聞などによれば、2012年のノーベル生理学賞受賞者である京都大学の山中伸弥教授は、コロナ19の症状と日本政府の対応方針、そして各国の論文やメディアの報道などを紹介するWEBサイト、『山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信( https://www.covid19-yamanaka.com )』を去る13日から運営している。

幹細胞の研究者である山中教授は、「感染症や公衆衛生の専門家ではないが、医学研究者として新型コロナウイルスの対応のために少しでも役立ちたい」とし、このような活動を始めたという。

特に彼は、コロナ19の流行によって今月19日に開幕予定だった日本選抜高等学校野球大会、いわゆる『甲子園大会』が中止になった際、「世の中に高校生しかいなければ(競技は)中止になっていなかっただろう」と言いながら、「高校野球が中止になったのは、選手の安全はもちろん、選手の周囲の高齢者を守るため」と記述して、現地メディアで紹介された。

山中教授は、「高校生は新型コロナウイルスに感染しても、ほとんどが風邪程度の症状しか出ない」とし、「選手は(大会を中止にしたことで)周囲や社会のために自分の夢を犠牲してくれた。私たち大人も彼らを見習い、力を合わせて国難とも言える状況に対応しなければならない」と記述した。

(キャプチャー)
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▲ 山中教授が運営する『山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信』。

また彼はホームページの開設に先立ち、去る10日に米国ロサンゼルス(LA)に滞在中だったロックバンド『X JAPAN(Xチェペン)』のリーダー=ヨシキ(本名=林佳樹)とのコロナ19関連のインターネット画像対談では、「韓国がコロナ19の関連データをしっかりと集めている。本当に韓国に頭を下げても(コロナ19)関連情報を得られるようにお願いしよう」と発言して、韓国ネチズンからも話題になった。

日本厚生労働省の集計を見れば、日本では22日午後12時現在までにコロナ19の診断検査を受けた人は20,228人である。

一方、韓国では、22日までに33万人以上がコロナ19の診断検査を受けた。

山中教授は、「新型コロナウイルスとの戦いは短距離走ではなく、1年は続くかも知れない長いマラソン」と言いながら、「(日本では)まだ感染が爆発的に広がる事態は起きていないが、(私たちが)疲れたり油断をして(競走を)やめてしまえば感染が一気に広がり、医療崩壊や社会の混乱が起きる懸念がある」と警告した。

NHKによれば、日本では23日の午前10時30分現在まで、国際クルーズ船『ダイヤモンドプリンセス』の搭乗者712人を含み、合計1,814人のコロナ19陽性患者が報告され、このうち死者は49人である。

(関連動画=YouTube)
https://youtu.be/yckQnJp9fp8
▲ 40分22秒あたり〜

ソース:ソウル=news1(韓国語)
https://www.news1.kr/articles/?3882480