【ニューヨーク共同】米AP通信は15日、中国当局が新型コロナウイルスの深刻な脅威を今年1月半ばには認識していたのに、約1週間にわたって対外公表せず、感染拡大を許したことを裏付ける文書を入手したと伝えた。

 文書は、中国国家衛生健康委員会の馬暁偉主任が1月14日、地方衛生当局者らとの電話会議で、コロナ感染は2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行以来「最も深刻な危機」で「衛生上の大問題となる恐れがある」との認識を示したことを記していた。

 文書はさらに、ウイルスが、人から人への感染の可能性がある、との当局の見方も示していた。

共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/391298206bf26eac779f6e75d4c0bfb92a30b569

4/16(木) 11:40