正義記憶連帯(正義連)と理事長だったユン・ミヒャン議員に対する各種の疑惑がふくらんで国内が沸きかえっている。ところで、あたかもこれを待っていたとばかりに日本の恥知らずな行為が度を越している。日帝治下36年間、あらゆる蛮行と収奪を日常的に行ったことに対する反省どころか侵略行為を正当化しようとする動きが雨後のタケノコのように起きている。

日本極右指向メディア・産経新聞は去る7日付コラムで「韓国が成し遂げた経済発展は日本が敗戦後に残した資産のおかげであり、したがって日本軍慰安婦や強制労働被害者に対する補償は韓国が自主的にしなければならない」と主張した。食糧・文化財などお金になるものはすっかり席巻し、持っていけない工場は放ったまま逃げて、今になって自らのおかげで私たちが良い暮らしをすることになったというから、強盗と違わない、あきれたたわごとだ。

コラムは「植民地近代化論」を主張する国内親日派学者の主張を根拠に上げて敗戦後、日本が残した資産総額が当時の通貨で52億ドルあり、現在の価値で数千億ドルになると主張する。また、日本人が韓国を離れる時、残した巨額の財産が米国を経て韓国に譲渡され、韓国経済発展の基礎になったという。

しかし、日帝治下36年は悲劇そのものだった。これによって私たちがこうむった有無形的の被害はいかなる表現を動員しても足りない。日帝収奪の実状は日本人学者、鳥海豊(とりうみ・ゆたか)博士が「日本学者がみた植民地近代化論」という著書で詳しく紹介している。彼は当時の資料を基に日本の投資が日本人のお腹を満たすために入ったと明らかにしている。
日帝時代、韓国に来た日本人はほとんど貧困と職業がない失業者だったが、彼らはみな金持ちになった反面、朝鮮人はさらに貧しかった。日本人は朝鮮人を相手に座ったまま投機をし、朝鮮人のお金が日本人に流れたということだ。

特に目を引くのは当時、日本本国の官吏や政治家たちが朝鮮で工業を起こしてはならない、という方針を持っていたという部分だ。鳥海博士によれば、明治維新初期の殖産興業(日本明治政府による新産業育成政策)を通じて工業を発展させた日本が朝鮮には官営工場を全く作らなかった。日本本土にある工場と競争するかもしれない、という理由からだ。だから敗戦後、日本が残した企業は日本が朝鮮のために設立したのではなく、朝鮮に対する収奪を目的にたてたと見るのが常識的な判断だ。それでも親日勢力は「植民地近代化」を云々して収奪の歴史を消そうとする日本の舌になることをはばからない。

無形的な被害はより一層大きい。いやどの程度なのか測定が不可能だと見るのが正しい。すでに1905年、乙巳保護条約以前から日本による蛮行は進行していた。日本浪人による無慈悲な明成(ミョンソン)皇后殺害事件は朝鮮王室と国民の自尊心にこの上なく大きな傷を負わせたし、朝鮮軍を無力化して国を防御する能力を喪失させた。また、不正な権力をふるって富国強兵と自主的な近代化を試みた東学農民軍を鎮圧し、自然発生的だった近代化の芽を切り捨てた。

1910年韓日強制併合は半万年の間続いてきた韓民族の血脈を絶った。韓半島の山河は日帝侵略軍に踏みにじられて荒廃化し、民族の同質性はこなごなになってしまった。同質性喪失は結局、解放後6・25韓国動乱(朝鮮戦争)という同族間の争いの悲劇まで続き、日帝侵略による被害は単に目に見えるものだけが全てではなかった。
>>2-5あたりに続く

モ・ヨンボク選任記者
http://www.hidomin.com/news/photo/202006/424438_201588_3037.jpg

ソース:慶北道民日報(韓国語)人害しておいて有り難く思えとの‘強盗'日本
http://www.hidomin.com/news/articleView.html?idxno=424438

前スレ:https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1592150545/
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