0001新種のホケモン ★
2020/06/21(日) 08:18:45.10ID:CAP_USER金与正は叔母の金敬姫が40代で務めていた最高人民会議の代議員の地位を20代で手に入れた。静かに実務をこなしていた叔母とは異なり、公の場で活発に活動する。金日成(キム・イルソン)一家では初めてソウルを訪問し、南北首脳会談の際にはあちこち飛び回る様子を見せた。
「今の金与正は金敬姫に(金敬姫の夫で13年に処刑された)張成沢を合わせたものだ」との分析も出ている。
そんな金与正が最近10日間のうちに3回も登場し、韓国を威嚇した。脱北者を「ごみ」などと攻撃し、韓国に対する軍事行動を予告した。その間、金正恩(キム・ジョンウン)の姿は見えなかった。10日前に党の会議に出席する姿が公開されたが、経済問題に言及しただけだった。その後、造花を贈って労働者を激励したとのニュースだけが伝えられた。兄と妹が「グッドコップ」「バッドコップ」の二つの役割を分担しているとの分析がある。対話の局面が醸成される場合に備え、金与正に悪役を任せ、自分は何事もなかったかのように笑顔で現れる―そのための布石というわけだ。
金与正を後継者にするための過程だという話もある。10年前、金正恩が後継者となるときには哨戒艦「天安」爆沈と延坪島砲撃があった。そのときのように、妹に韓国に対する武力挑発を練習させているというわけだ。ある外交安保の専門家は「金正恩は『韓国は私の妹程度の人間が相手すれば十分だ』と考えている」として「自分はトランプ大統領や習近平・中国主席と同じクラスだと考えているのだ」との見方を示した。
金与正が先日、文在寅大統領に向かってまたしても人格攻撃を行った。「撮影機の前に立てばいつも純真で夢のような話ばかり吐き出し、偉そうなふり、正義感にあふれたふり、原則的なふりをしながら、平和の使徒のように虫ずの走る振る舞いをしており、そのみっともない姿を一人で見るのは惜しい」と言い放った。「おじけづいた犬」「ばか」「低能」など、かつての非難よりも鋭い表現を使っている。つねに北朝鮮の肩を持っていた青瓦台(韓国大統領府)でさえも「非常識」「堪忍しない」と真っ向から反発したほどだった。G7(先進7か国)首脳会議に招待された国の大統領が、金正恩でもなく、その妹にこのような無礼な言葉を浴びせられるとは、あきれたとしか言いようがない。
イ・ドンフン論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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