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▲ユネスコ世界文化遺産に指定されている日本長崎県ハシマ(軍艦島)内建物廃虚<資料写真> (c) AFP=ニュース1

日本政府は長崎県ハシマ(端島)別名「軍艦島」のユネスコ(UNESCO)世界文化遺産登録関連の約束を破棄した事実を再度否認した。

フジTVによれば尾池厚之、駐ユネスコ日本代表部大使は3日(現地時間)、「(日本政府は)世界遺産委員会と関係した決議をよく(履行)していると自信を持っている。これを関係国が正しく理解してほしい」と話した。

日本政府は去る2015年、軍艦島などいわゆる「明治日本産業革命遺産」のユネスコ世界文化遺産登載が決定された際、「韓国政府の要求とユネスコ世界遺産委勧告により端島などに『強制的に』連れられてきた韓半島出身者などの存在を認め、彼らを賛えるための措置をする」と約束した。

しかし、日本政府が軍艦島などを紹介するために首都東京都に設置した「産業遺産情報センター」では当初の約束と異なり、韓半島出身徴用者などが強制労働に苦しめられて差別待遇を受けたという歴史的事実を否定する内容の証言と資料が展示され、日本国内ですら「過去の事実を隠して歴史修正主義を助長する」という批判が出ている状況だ。

こうした中、駐ユネスコ韓国代表部のキム・ドンギ大使はこの日、フランス、パリ ユネスコ本部で開かれたユネスコ執行委会議に出席、「(日本は)世界遺産登録時の約束を守る義務がある」と指摘したとフジTVが伝えた。

しかし、日本側はこの日の会議でも「(世界遺産委)決議と勧告を誠実に履行している」というごり押し主張をしたことが分かった。

韓国政府は日本の今回の軍艦島歴史歪曲および約束破棄の結果に関連して去る22日、オードレ・アズレ、ユネスコ事務総長に送ったカン・ギョンファ外交部長官名義の書簡で△世界遺産登録取り消しを検討し、△日本側に「忠実な後続措置」履行を促す世界遺産委決定文が採択されるよう協力してほしいと要請した状態だ。

チャン・ヨンソク記者

ソース:ニュース1(韓国語)日、ユネスコでも"'軍艦も'約束守った"ごり押し
https://www.news1.kr/articles/?3985772