(ブルームバーグ): 米マイクロソフトと中国・バイトダンス(字節跳動)は、バイトダンスが運営する短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の買収に向けた交渉を保留した。トランプ米大統領が7月31日に合意への反対を表明したことが背景にある。事情に詳しい匿名の複数の関係者からの情報を引用し、ダウ・ジョーンズ(DJ)通信が伝えた。

DJによれば、トランプ氏の発言は、今後3年で最大1万人の雇用を米国で増やすことへの同意を含む追加の譲歩をティックトックに促したという。

マイクロソフトがティックトックの米国事業買収の可能性を探っていると事情に詳しい関係者が7月31日に明らかにした。買収合意が成立すれば、マイクロソフトは人気の高いソーシャルメディアサービスを傘下に置く一方、バイトダンスへの米政府の圧力も和らぐと期待される。

ソース
Yahoo!Japanニュース/Bloomberg 8/2(日) 8:53配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/074bb5fdce058d963e67148543fd2345255a6991