┃慶尚南道議会キム・ヨンジン議員、討論会の開催後に条例案を推進

(写真)
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▲ 慶尚南道議会
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第75周年の光復節(8月15日)を控え、慶尚南道(キョンサンナムド=以下、慶南)で日帝残滓清算のための条例制定が推進される見通しだ。

慶南道議会企画行政委員会の委員長であるキム・ヨンジン議員(昌原3区)は11日、『慶尚南道の対日抗争期における日帝残滓の清算などに関する条例案』を発議する計画と明らかにした。

日本の帝国主義による殖民地統治により、慶南に残された日帝残滓の清算および親日反民族行為に対する正しい歴史認識の確立を図るのが目的である。

日本の帝国主義に関連する象徴物の公共使用を制限するなどの内容が盛り込まれる。

日本の帝国主義の象徴物は帝国主義を象徴する軍事旗と、これを連想させる類似のデザイン、強制労働・徴兵・日本軍慰安婦などの被害者の名誉を失墜させる意図で使われたデザイン、殖民地統治と侵略戦争行為を歪曲・称賛・鼓舞・宣伝する目的として制作した文化芸術作品や創作物などを称する。

このような象徴物を慶南道庁と直属機関、事業所、支所、道議会事務局、道傘下の地方公企業と出資支援機関、道事務委託遂行団体、道主管事業・行事などに参加する団体などで使用を制限するものとする。

日帝残滓清算のための施策を用意し、このため日帝残滓と親日反民族行為の実態調査、日帝残滓清算支援事業と関連教育などの道知事の責任服務も盛り込まれる。

道知事の責任服務には、道内の公共機関に設置された親日反民族行為者の業績などを明示したり宣揚する建築物や石碑などの処理、親日反民族行為者の文化芸術作品やその他の創作物の交替なども含まれる。

同時に道知事は親日反民族行為者を宣揚したり追悼、または記念する行事・事業などに参加したり、予算を支援できないようにする内容も盛り込まれる。

道知事は、日帝残滓清算に関する事業を効率的に推進するために5年ごとに推進計画を立て、『日帝残滓清算委員会』、『日帝象徴物審議委員会』などの関連委員会を設置・運営できるようにする。

公共機関や団体は、日帝の象徴物を公共の場で公開したり所持する行為、道が主催する事業や行事などで日帝の象徴物を販売・展示・上映する行為などを防止する規定も盛り込む。

キム議員はこのような条例の制定のため、この日の午後に道議会で討論会を開き、早期に条例案を発議する計画である。

討論会には民族問題研究所のパン・ハクヂン企画室長が『親日清算は三・一革命と独立精神を継承する道』をテーマに提案し、関連機関の関係者がキム議員の条例案に関して討論をする予定である。

ソース:聯合ニュース(韓国語)
https://www.yna.co.kr/view/AKR20200810126700052?input=1195m