2020年8月24日、韓国・朝鮮ビズは、文在寅(ムン・ジェイン)政権最後の年となる2022年、韓国の政府債務が1000兆ウォン(約89兆円)に達するとみられ、当初予想されていた23年より「1年早まった」と伝えた。

記事によると、韓国の国会予算政策処がウェブサイトに掲載している政府債務現況で、23日午後7時現在の債務額は798兆ウォンを超えている。政府の国家財政運用計画では当初、1000兆ウォンを超えるのは23年夏と予想されていた。しかしここ数年間の中期財政運用計画や今年の補正予算案などを分析した結果、22年秋頃に早まる見通しとなったという。これは文大統領の任期終了直後に当たる。

記事は今後の政府債務予想について、21年は920兆〜930兆ウォン、22年は1000兆ウォン台、23年は1100兆ウォン台に達する見通しだとしている。また、与党「共に民主党」が進める第2次災難(災害)支援金の支給方針が最終確定となり、これに対応するため第4次補正予算が組まれた場合、債務1000兆ウォン突破の時期は、さらに前倒しになるとしている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「文在寅政権5年間で、国を潰すわけだね」「国家不渡り政権、2030代希望全滅政権」「国が滅びていく」「韓国経済はもう永遠に回復不可能な状態だ」「先輩たちが血の汗を流して成し遂げた『漢江(ハンガン)の奇跡』を、たったの5年で完全にパアにするのか」「文在寅を支持した20〜30代、そして全羅(チョルラ)道の人たちは責任を取ってほしい」「ろくに仕事も成し遂げず、カネを使うばかりの政権」「成し遂げたことといえば、国の負債を増やすことだけか」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

RecordChina 2020年8月25日 16:20
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