2020年9月9日、韓国・ニュース1によると、韓国の防衛産業庁が韓国型駆逐艦(KDX)「楊萬春艦」の性能を改良し、海軍に引き渡すと発表した。

記事によると、韓国の技術で基本設計から制作まで行われた楊萬春艦は2000年に実戦配備され、海域艦隊の指揮艦として中心的役割を担っている。

防衛産業庁は16年9月から楊萬春艦を含む駆逐艦3隻について老朽化した戦闘システムやセンサーなどの性能を改良する「韓国型駆逐艦性能改良事業」を行っており、楊萬春艦は最近テスト・評価を終えて最先端の頭脳とセンサーを備えた艦艇に生まれ変わった。

性能改良された韓国型駆逐艦は、人間の頭脳に該当する戦闘システムが韓国の技術で開発した装備に変更された。これにより標的管理能力が3倍以上、情報処理速度が100倍以上増加し、戦闘指揮能力が大きく向上。

さらに、国産化したことで整備にかかる時間の短縮、費用削減にもつながったという。

防衛産業庁は21年までに残りの2隻の性能改良も行い、順次海軍に引き渡す予定という。

これに韓国のネットユーザーからは

「自主国防に向けて頑張れ」
「世界最高の最先端韓国産兵器の威力を世界に見せてやろう。誇らしいな」
「自主国防を強化して米国からの兵器輸入を少しずつ減らしていこう」

など称賛や自主国防に向けた応援の声が上がっている。その他

「陸上戦力は大きく向上したけど、中国、日本、ロシアという強大国に囲まれた韓国の特性上、空軍力と海軍力も向上させなければならない」
「日本より海軍力・空軍力が劣っていることは深刻な問題」
「日本がまた韓国をけん制してくるかも」

などの声も見られた。


2020年9月10日(木) 8時0分
https://www.recordchina.co.jp/b834273-s0-c10-d0058.html