【ソウル=名村隆寛】安倍晋三前首相の靖国神社参拝について、韓国外務省は19日、「日本の侵略戦争を美化する象徴的な施設である靖国神社を(首相)退任直後に参拝したことに対し深い憂慮と遺憾を表する」とする報道官の論評を発表した。

 また、聯合ニュースが「日本の安倍前首相、靖国神社を訪問」と速報で伝えるなど、メディアも強い関心を示した。

 聯合は「安倍前首相が退任から3日で、A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社を参拝した意図が注目される」とし、「保守・右翼勢力を集結し、改憲など未完の夢を果たすための、いわば上王(上皇)政治をする可能性がうかがえる」と指摘。菅政権で安倍氏が「院政」を敷く構えであることを予測した。

産経新聞 9/19(土) 18:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/80fb686c60b819a225426b964b1eebc513f1f1fb

安倍晋三前首相が首相退任後初めて参拝した靖国神社=8月14日、東京・九段北(桐山弘太撮影)
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