<シャインマスカット>ブドウの輸出が昨年より大きく増加するという期待が大きくなっている。輸出が本格化する10月を控えて中国と東南アジアを中心に<シャインマスカット>輸出注文が集まる雰囲気だからだ。

ソン・サンピル慶北新金泉(キムチョン)農協経済常務は「<シャインマスカット>成木栽培面積が急増したのに輸出バイヤーの発注量をみな満たすことができないほど」としながら「昨年の輸出額は36億ウォンだったが、今年は最大50億ウォン水準まで成長すると見ている」と伝えた。糖度17〜18ブリックス(Brix)以上など品質を合わせれば最初から生産量全体を輸出する契約を結んだ産地組織もある。

慶北尚州(サンジュ)のブドウ作目班である「シャイワン」は東南アジア バイヤーらと輸出可能な物量を全量送りだす契約を終わらせた状態だ。イ・ジョンホン、シャイワン代表は「作目班全体の<シャインマスカット>栽培面積13haのうち最大半分を輸出するのが目標。今年、作目班の<シャインマスカット>輸出額が前年比20%以上増加するだろう」と見通した。

慶北以外の他の<シャインマスカット>主産地と輸出業者関係者たちも<シャインマスカット>輸出額が前年比20〜30%増加する展望を出している。

昨年、ブドウ輸出実績は輸出額2280万9000ドル、輸出物量1866トンだ。aT(韓国農水産食品流通公社)はこのうち<シャインマスカット>が占める比率は輸出額72%、輸出物量49%と推定する。事実上、ブドウ輸出を<シャインマスカット>が主導しているわけだ。

輸出価格も昨年より多少上がった。輸出統合組織・韓国輸出ブドウ連合は<シャインマスカット>の今月1キロ当たりの最低輸出単価を中国2万5000ウォン、東南アジア2万ウォンに策定した。昨年と比べてみれば2000ウォンずつ上げたことになる。

ファン・ウイチャン韓国輸出ブドウ連合代表は「産地作物状況など変数が残るが、前年比輸出額増加幅を30%水準と予想する。このような肯定的展望を根拠に最低輸出単価を昨年より上げたもの」と説明した。

輸出注文の増加は中国と東南アジアを中心に韓国産<シャインマスカット>の人気が高いことが主要因に選ばれる。現地で韓国産<シャインマスカット>は中国産に比べては品質が良くて日本産より価格が安い、という評価を受けている。

専門家たちは今年の<シャインマスカット>の輸出成否は品質管理に左右されると言う。aT関係者は「長い梅雨と台風の余波で<シャインマスカット>の熟期が遅れて糖度が落ちるなど作物状況が振るわず、詰めの品質管理が適正価格を受けるカギになるだろう」と予想した。

輸出業者であるグリーンビルのチャン・タクチュン代表も「国産<シャインマスカット>の品質が落ちれば、生産量比輸出量増加幅は制限せざるを得ないばかりか海外市場で中国産の低価格攻勢に勝ち抜くことも難しい」と指摘した。

パク・ヒョンジン記者
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ソース:農民新聞(韓国語)中国産より高品質、日本産より低価格…‘シャインマスカット’も韓流
https://www.nongmin.com/news/NEWS/ECO/CMS/327029/view

関連記事:FNNオンライン<韓国で日本の高級マスカット“無断栽培”…なぜ合法?「日本ブランド」を守れ!>
https://www.fnn.jp/articles/-/4592

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