2020-09-24 14:15
https://www.yna.co.kr/view/AKR20200924120300054s

去る21日、小延坪島の海上で失踪して北朝鮮に被撃された木浦所在西海漁業指導管理団所属の海洋水産書記(8級)A(47)氏は「借金のために破産申請を考慮していた」という職場同僚たちの証言が出てきた。

24日西海漁業団職員によれば、A氏は4ヶ月前に離婚して、同僚職員の多数から金を借りていたことが分かった。

同僚職員たちに数百万ウォンずつを借りて、この金だけでも2000万ウォンを超えて、一部は金を返してもらうために法院に給与仮差し押さえ申請をしたと職員は伝えた。

最近では法院から給与仮差し押さえ通告を伝達されて、A氏が心的負担を経ていたことが分かった。

管理団のある職員は「破産申請をするという話が耳に入って、私は貸した金を放棄した」として「私債(※サラ金)を使っていたという話も出ている」と話した。

499トンの漁業指導船に乗って任務遂行中だったA氏は船に靴を脱いで置いて、救命胴衣を着て失踪した。

軍当局はこの日、失踪した南側の公務員が北側の海上で北朝鮮軍の取り締まり艇によって被撃されて、死体も海上で燃やされたことが把握されると明らかにした。

西海漁業団の管轄区域は全南珍道海域から延坪島海域までで、不法中国漁船などの取り締まり業務を遂行する。

木浦港漁業指導団埠頭から出航して、多くは10日程度の海上指導業務を遂行した後に復帰する。