韓国ではここ5年間、性犯罪による懲戒を受けた教員は2倍以上「増加」したが、重い懲戒を受けた教員の割合は「減少」していることがわかった。

今日(3日)韓国国会 教育委員会所属“共に民主党”のチョン・チョンネ議員が全国の市・道の教育庁から受け取った資料によると、去る2015年から5年間において性犯罪が摘発され懲戒を受けた教員は、計672人と集計された。

年度別にみると、去る2015年は78人であったが、昨年は184人となり、2.4倍も増加している。2016年は129人、2017年157人、2018年は129人と把握された。

しかし この資料をみると、性犯罪による懲戒を受けた教員は増えたが、重い懲戒を受けた教員の割合は急減していることがわかった。

去る2015年には、摘発された教員のうち74.4%(78人中58人)が重い懲戒を受けていたが、昨年は42.9%(184人中79人)しか重い懲戒処分を受けていないとして、その割合が減少している。

チョン議員は「教職員の性犯罪、セクハラ行為が根絶しないことで、国民の怒りは沸き上がっている」とし「今からでも教育当局が性犯罪を犯した教職員への厳重な処罰に、積極的に乗り出さなければならない」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/82e6ded5036aeb8e226ce24ff470ead88a736d2e
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