中国で食中毒7人死亡 自家製麺からアフラトキシン
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000195398.html

2020-10-12 12:52
https://www.yna.co.kr/view/AKR20201012080800097

中国で冷凍室に1年間保管していた食べ物を一緒に食べた家族7人が食中毒で死亡した。

12日中国中央(CC)TVなど現地メディアによれば、国慶節の連休期間だった去る5日に中国黒竜江省鶏西市の住民ワン(王)某氏など9人は直接作って冷蔵庫に保管しておいた『酸湯子』を煮込んで食べた。

酸湯子はトウモロコシの粉を発酵して作った麺料理で、遼寧省や黒竜江省など中国東北地域でしばしば食べられており、この日食べた9人中7人は死亡して、2人はまだ病院で治療を受けている。

当局は「現場の抽出物を検査した結果、農薬や殺虫剤の成分などは出てこず、誰かが毒物を入れた可能性は排除した」として「食べ物の材料を冷蔵庫に1年間冷凍保管していたが、これによって食中毒が発生したことが調査された」と明らかにした。

カビから出る毒素の一種であるアフラトキシンが基準値を大きく超過して出たというのが当局の説明だ。

中国では去る2015年春節の連休期間にも遼寧省遼陽で酸湯子を一緒に食べた家族4人が食中毒で死亡したりもした。