【ワシントン=黒瀬悦成】米第7艦隊は15日、米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンを主軸とする空母打撃群が南シナ海に入ったことを明らかにした。艦載機や艦載ヘリによる飛行活動や攻撃訓練、艦船と航空部隊の連携による戦術訓練を実施中としている。レーガンが南シナ海に展開するのは今年3回目で、南シナ海での覇権的行動を活発化させる中国に対抗する狙いがあるのは明白だ。

 レーガン打撃群はインド洋での作戦行動の後、マラッカ海峡を通過して南シナ海に移動した。

 レーガンのウィルコフ艦長は声明で、「わが打撃群の展開を通じ、米国が海洋の適法な使用と全世界への開かれたアクセスに関与していく伝統的な立場を示していく」と述べた上で「作戦を通じてインド太平洋の同盟・パートナー諸国とともに地域の安定を促進していく」と強調した。

 米太平洋艦隊によると、南シナ海ではミサイル駆逐艦ジョン・S・マケインなどが12日から海上自衛隊の護衛艦「かが」「いかずち」と合同訓練を実施している。

 太平洋艦隊は声明で「日米同盟は将来にわたりインド太平洋の安定と安全の礎石であり続ける」とした。

産経ニュース 2020.10.16 09:08
https://www.sankei.com/world/news/201016/wor2010160016-n1.html

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神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に入港する原子力空母ロナルド・レーガン=9月10日