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孫娘の前で数回わいせつ行為をした80代の男が、懲役6年を宣告されて法廷拘束された。この男は、「孫娘が可愛くてやった」と弁解した。

済州(チェジュ)地方法院(地裁)第2刑事部(部長判事=チャン・チャンス)は、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(親族関係による強制わいせつ)などの疑いで起訴されたA被告(81歳)に対し、懲役6年を宣告した。

また裁判部はA被告に対し、40時間の性暴行治療プログラムの履修と5年間の児童・青少年関連機関などの就職制限を命令した。非拘束状態で裁判を受けたA被告は、実刑宣告と同時に拘束された。

A被告は2017年7月、当時10歳だった孫娘Bさん前でオナニーをするなど、2018年4月まで3回にわたりわいせつ行為をした容疑で裁判にかけられた。

裁判部は、被害者の保護者である父親(A被告の息子)が善処を求めると提出した合意書について、「正当な合意過程が不明だ」とし、認めなかった。

裁判部は、「全うに成長し、性的価値観を持つべき孫娘を相手に精神的な苦痛を与えるなど悪質だ」とし、「被告人が犯行を全て認めて初犯である点と、被害者の父親が処罰を求めないことを考慮して刑を定めた」と量刑理由を明らかにした。

裁判長は宣告を終えて被告人に対し、「可愛くてやったと主張したが、どこの誰が孫娘にそのような行動をとるのか。反人倫的な犯罪ではないか」と一喝した。

ソース:国民日報(韓国語)
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