日本の陸上自衛隊は、ほぼ全隊員にあたる約14万人が参加する大規模演習を行うことを検討している。全国紙「読売新聞」が報じた。

同紙によると、大規模演習には全国から最大14万人の参加が予定されているという。主なシナリオは中国による台湾への武力侵攻という非常事態。また同演習では、中国が領有権を主張している尖閣諸島域における中国による軍事的挑発も想定されている。

同紙によると、これほどの大規模演習は過去に一度、1985年に実施されたのみだという。当時は北海道を中心としたソ連による侵攻を想定して行われた。

スプートニク 2020年10月30日 17:47
https://jp.sputniknews.com/japan/202010307894290/

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