0001荒波φ ★
2020/11/13(金) 09:11:30.02ID:CAP_USER国家情報院の朴智元(パク・チウォン)院長が8日から11日まで訪日し菅義偉首相ら日本側の要人に会って帰国した翌日のことだ。
青瓦台は否定したが、朝日新聞など日本のメディアは「徐薫(ソ・フン)国家安保室長が来週訪日するという説」も報道した。
崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官は同日、秋葉剛男外務省事務次官と電話で会談した。
党・政府・青瓦台の対日外交が急きょ動き出した形だ。政府は来月の韓中日首脳会談ソウル開催も進めている。
金振杓議員は同日、成田空港で報道陣に対し、「両国首脳が会って、強制徴用などの懸案に対する政治的決断を下すことができる与件を整えるために来た」「(来年7月に延期された)東京五輪の開催が成功し、またこれを契機に、両国の交流がいっそう活発になれば、政治的決断を下すのに役立つだろう」と語った。
韓日両国の議員たちは同日、合同幹事会議を開き、東京オリンピック・パラリンピック支援のための交流・協力特別委員会を設置することで合意した。
韓日議員連盟代表団は13日に菅首相を表敬訪問する予定だという。連立与党を組む公明党の山口那津男代表、第1野党・立憲民主党の枝野幸男代表とも会う予定だ。
青瓦台の徐薫国家安保室長も最近、訪日を検討していたことが分かった。
ある外交筋は「徐薫室長はオブライエン米大統領補佐官(国家安保担当)と共にソウルや東京で韓米日対面会議をする案を検討した」「しかし、米大統領選挙や新型コロナ感染再拡大などでままならない状況になったようだ」と話した。
徐薫室長は今月6日、オンラインで韓米日安保室長会議を行った。政府関係者も同日、「徐薫室長が日本に行こうとしたのは事実だ」「だが、いろいろあって取りやめとなった」と語った。
日本メディアの「徐薫室長訪日報道」もこうした経緯から出てきたという見方がある。
政府が最近、対日関係改善に注力しているのは、来年7月の東京五輪を、行き詰まっている南北関係の突破口にしたいという計算があるからだ、という分析もある。
政府筋は「2018年の平昌冬季五輪に北朝鮮選手団が参加したことで、冷え切っていた南北関係が和らいだ状況が、東京五輪で再現されることを望んでいる」と語った。
事実、朴智元院長は今回の訪日で菅首相らに東京五輪に関する協力案について言及したと言われている。日本でも、東京五輪を機に北朝鮮の日本人拉致問題を解決しようという計画を立て、米国と協議していると伝えられた。
菅首相も就任演説で北朝鮮に関係改善の意向を示した。
外交部によると、崔鍾建(チェ・ジョンゴン)次官も同日、秋葉事務次官との電話会談で、強制徴用や輸出規制といった両国の懸案と共に、「東京五輪、韓半島(朝鮮半島)の状況と関連して、両国が緊密に意思疎通を図り、対話する必要がある」という考えを伝えたという。
韓米日3カ国の協力を強調するバイデン政権が間もなく発足することも、与党が韓日関係改善を急ぐ理由の一つとされる。
朴智元院長が訪日し、「金大中(キム・デジュン)・小渕宣言」のような「文在寅・菅宣言」の必要性に言及したのも、こうした潮流を反映したものだという見方だ。
文大統領の「腹心」と言われる共に民主党の尹建永(ユン・ゴンヨン)議員も同日、ある番組で「韓日首脳間のビッグディール」解決法を強調した。
与党関係者は「強制徴用賠償判決に関して、被害者の立場を重視するという政府の基本路線は変わらない」としながらも、「悪化した韓日関係を何とか解決しなければならないという点では共感帯が形成されている」と語った。
文大統領は11日、青瓦台で行われた外交安保分野の有識者・特別補佐官らとの懇談会で、韓日関係改善に関して、「現在の状況では容易ではない」という内容の苦悩を吐露したことが分かった。
2020/11/13 09:01
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