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▲慶北蔚珍郡梅花面「イ・ヒョンセ、マンガ通り」に描かれている南伐トレイン旭日旗壁画.

慶北(キョンブク)蔚珍郡(ウルチングン)梅花面(メファミョン)に日本帝国侵略の象徴である旭日旗が大型壁画に描かれて議論になっている。

問題の旭日旗は梅花面梅1里道路周辺に造成された「イ・ヒョンセ、マンガ通り」の「南伐(ナムボル)トレイン」として描かれている。同氏の9冊長編シリーズ「南伐」を描写して作られた「南伐トレイン」が旭日旗を突き破って出てくる場面だ。

イ・ヒョンセ、マンガ通りは2017年12月、梅花面小さな図書館主管、韓国水力原子力ハヌル原子力本部・蔚珍郡の後援で梅花面役場近隣に造成された。南伐は現代の日本が過去の過ちを悔いるどころか再び侵奪野心を表わすとすぐに大韓民国が日本を征服するという内容だ。

マンガの展開から見れば無理ないように見えるが、内容を知らない一般観光客は日本軍国主義侵略の象徴である旭日旗が堂々と描かれている点に衝撃を受けるほかない。

観光客は作者の意図は理解できても、旭日旗の代わりに日本列島など日本を現わす他の図に変える方が望ましい、と言う。観光客パク・ドンス(60・大邱市)氏は「いくらマンガの素材だとしても旭日旗が大きな壁面いっぱいに描かれていて驚いた。直ちに消して他の方法を見つける必要があるだろう」と話した。

観光客キム某(58・ソウル)氏は「旭日旗の図が3年間そのままだったことは驚くべきことだ。旭日旗を他の図に変えない限り論議は続くだろう」と指摘した。

これに対して蔚珍郡関係者は「マンガ通り造成当時も同様の問題が提起されたが、南伐トレインの象徴的意味によってそのままにするほかなかった」として「マンガ通り造成に関与した利害当事者の意見一致なしでは解決方法はない」と説明した。

イ・サンウォン記者

ソース:韓国毎日新聞(韓国語)蔚珍(ウルチン)梅面に日帝象徴'旭日旗'図論議
http://news.imaeil.com/SocietyAll/2020112315590772794