? 中央日報/中央日報日本語版2020.11.30 07:55

ロッテグループが日本のキヤノンと組んで医療機器の合弁会社設立に乗り出したことが29日までに確認された。キヤノンはコンピュータ断層撮影(CT)など日本の医療機器市場では1位、世界の医療機器市場で上位圏を争っている企業だ。

このためロッテとキヤノンはソウル・江南(カンナム)にオフィスを設け、両社の合弁比率、人材採用など合弁会社設立に向けた具体的な計画案をともに協議中だ。合弁会社の社名はまだ決まっていない。ロッテの内部事情をよく知る財界関係者は「合弁法人の目標売上額は年間1兆ウォン水準と小さくない規模になるだろう。学界の出身専門家を合弁会社役員に迎えるため事前インタビューも実施したと承知している」と話したまた、「ロッテの化学部門とキヤノンの医療機器が相互補完的でシナジーがあるだろうというのが両社の判断だ」と付け加えた。

医療機器用プラスチックは汎用製品と違い不燃性があり衝撃に耐えられる特殊素材が必要だ。ロッテケミカルは注射器などに使われる滅菌用医療素材などを作っている。ロッテ先端素材も医療機器の外装材に使える難燃性・耐衝撃性素材を生産している。

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