2021年02月10日 | 米韓

8日に任命された韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相は就任前の国会人事聴聞会で、「金正恩国務委員長は韓半島情勢について正確に認識する指導者であり、非核化の意志をまだ持っている」と発言した。また、これに先立ち文在寅大統領も新年の記者会見で、金正恩氏には明らかに非核化の意志があると思うと述べている。

このような韓国側の言動に対し、米国からは早くも警告が出ている。

ロバート・アインホーン元国務省特別顧問はVOAの取材に対し、「文在寅大統領は説得力ある証拠なしに、トランプ政権に対して金正恩の非核化姿勢は真剣だと主張した」と指摘。続けて「文在寅政権はバイデン政権の速やかな対北関与を誘導する目的のために、同じ主張をすべきでない」と述べた。

また、ロバート・ガルーチ元北朝鮮核問題担当大使も「韓国の大統領が米国の新大統領に対し、北朝鮮は非核化に真剣であると説得を試みるのは賢明ではない」と述べた。

両氏の言葉はきわめて紳士的だが、言い換えるなら「いい加減なことを言うな」とクギを指しているも同然だ。実際、文在寅政権は北朝鮮の核問題を巡ってトランプ政権から不興を買い、様々な面で国益を損ねた。
     ===== 後略 =====
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