トランプ前米大統領は23日、声明を発表し、韓国の文在寅大統領を「指導者としても交渉人としても弱い」と批判した。
自身と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との良好な関係を誇示した上で、文氏が金氏から「全く敬意を持たれていなかった」と主張した。

声明でトランプ氏は、金氏とは「最も困難な状況下で知り合った(そして好きになった)」と説明。
対照的に文氏に関しては、トランプ氏が要求した在韓米軍の駐留経費増額交渉以外では弱腰だったと非難した。

バイデン政権が十分な駐留経費増額を求めていないと不満も示した。

声明を出した意図は不明。
文氏は最近、米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューでトランプ氏の北朝鮮政策が失敗に終わったと批判しており、その意趣返しの可能性もある。
https://www.nikkansports.com/general/news/202104240000470.html