米国で出版された韓国史の大学教材に「慰安婦が自ら志願したり、仮想の借金を返したりするために前払金を受けて契約した」という内容が含まれたことが確認された。

イースタンイリノイ州立大学史学科のイ・ジニ教授は2日(現地時間)米国の教材専門出版社「Cognella Academic Publishing」が歪曲された歴史観を入れた教材『東アジアで韓国の形成:韓国史(The Making of Korea in East Asia:A Korean History)』を昨年12月に出版して販売してきたと明らかにした。

教材は「一部の女性は朝鮮人の仲介人にだまされたり拉致されたりもしたが、残りの女性は自ら売春したり家父長制度で仮想の借金を返したりするために前払金を受けて2〜3年間売春をするという契約書に署名した」と記した。

この他に日本の植民地支配に対しても「1931年から1936年まで宇垣一成朝鮮総督時代の朝鮮人は文化的成長と楽観主義の時代を引き続き享有した」と記した。

イ・ジニ教授は出版社側に歴史を歪曲する教材を出版することになった経緯を質問し、出版社側は「同じ分野の専門家たちの審査を経なかった可能性があるとみられる」として「さらに調べる」という回答を伝えてきた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/645ab6042f2761e76348241f01987fe1b9c98e12
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210503-00000023-cnippou-000-1-view.jpg