アジア系を狙ったヘイトクライム(憎悪犯罪)が急増しているアメリカ・ニューヨークで、台湾系の女性(31)が黒人の女にハンマーで殴られてけがをしました。

 黒人の女が2人組の女性に殴り掛かります。抵抗する女性らに、なおも執拗(しつよう)に暴行を繰り返します。

 現地メディアによりますと、2日夜、ニューヨークのタイムズスクエアの近くで友人と歩いていた台湾系の女性が黒人の女にハンマーで殴られ、額を7針縫うけがをしました。

 女性は被害に遭ったことを受け、台湾に戻ることを決めたということです。

 警察はヘイトクライムの可能性があるとみて捜査しています。

テレ朝ニュース 2021/05/05 10:41
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000215091.html